CONTAX Distagon 18mm F4 MMJ です。
私自身はフィルム時代にもこの玉を所有していました。
超広角レンズの割には比較的小型軽量でしたが、Pフィルターを装着しようとすると前玉が飛び出しているためにそのままではフィルターを装着することができず、大口径のフィルター用のアタッチメントを装着する必要がありました。
当然ながら、フィルターを装着するとレンズキャップもそれに合わせたものを用意せねばならず、大口径のメタルキャップが必須でしたね。
1980年前後の超広角レンズといえば、パースが歪んで写るものが多かった中でこの玉はパースが直線に近く描写されるので建築写真とかでも重宝しましたが、実際には使用頻度はそれほど高くはなかったです。
最短撮影距離は30cmまで接近できるので、思い切って被写体に踏み込むことで面白い絵を捉えられたと記憶しています。
また、超広角の割には小型軽量なので、周辺光量の低下が著しく、それをうまく活かす事が出来るか否かが使いこなしのキモだったと思いますね。
周辺光量の低下はF11くらいまで絞ってやればかなり改善されます。
当時のカタログより
ChatGPTによる解説
CONTAX / Carl Zeiss Distagon 18mm F4 は、C/Y(ヤシカ・コンタックス)マウント用の超広角単焦点レンズで、
1970年代後半に登場したクラシック超広角として現在も人気が高いモデルです。
以下、特徴・描写傾向・弱点・使いこなしなど、わかりやすく解説します。
■ 基本スペック
- メーカー:Carl Zeiss(西ドイツ)
- マウント:Contax/Yashica(C/Y)
- 焦点距離:18mm
- 絞り:F4–22
- レンズ構成:9群10枚(レトロフォーカス型)
- 最短撮影距離:0.25m
- フィルター径:86mm(大口径)
- 重量: 約400g台
- AEG/AEJ/ MMJ などのバリエーションあり(描写差はわずか)
■ 特徴と描写傾向
● ① クラシック超広角らしい抜けの良さ
18mmという超広角ながら、
開放から中心はシャープで、Zeissらしいコントラストの高い写りです。
- 直線の再現性が高く、建築・風景に強い
- 周辺減光はあり、逆に当時の味として好まれる
- 色乗りは自然で、青空の階調が美しい
特にフィルムとのマッチングが良いと評価されています。
● ② 歪曲(ディストーション)は少なめ
レトロフォーカス型の18mmとしては歪曲が比較的少なく、
建築撮影でも使いやすい部類です。
- 糸巻き・樽型のどちらも控えめ
- 現代広角よりは補正が弱いが、クラシックとしては優秀
● ③ 周辺画質は絞ると改善
開放 F4 では周辺の甘さ・流れが目立ちますが…
- F8〜F11 で周辺解像がしっかり改善
- 風景撮影は F8 以上推奨
- フィルムで使うと流れが逆に味として効きやすい
■ 弱点・注意点
● ① フレア・ゴーストが出やすい
コーティングは T* とはいえ1970–80年代のもの。
現代の広角と比較すると、強い逆光でフレアが出やすい傾向です。→ しっかり遮光する、構図を工夫すると改善。
● ② 大きなフィルター径(86mm)
18mmとしては大柄で、フィルターが高価
→ ただし、フィルター枠の影響でケラれにくいという利点も。● ③ デジタルでは周辺色かぶりが出ることも
特にソニーEマウントの初期機種では、
マゼンタ被りが出る場合があります。
近年の機種では改善されつつあります。
■ 使用シーン
● ◎ 風景撮影
広大なスケール感を表現しやすく、
光が良い時は非常に立体感のある画になります。● ◎ 建築・室内
歪曲が少ないため、建物のラインを美しく表現可。
● ○ スナップ
慣れればダイナミックな遠近感を活かした構図が可能。
■ このレンズの魅力まとめ
- クラシック超広角の名品
- 中心のシャープさと高コントラスト
- 色の抜けが良く、Zeissらしい階調表現
- 歪曲が少なく建築にも強い
- 絞れば周辺もきれいに解像
- フィルムにもデジタルにも相性が良い(ボディによる差あり)
クラシックの味を残しつつ、現代でも十分使える「渋い広角レンズ」です。
それでは実際の作例を元にChatGPTの解説を検証していきます。
作例 ChatGPTの解説を検証
① クラシック超広角らしい抜けの良さ
18mmという超広角ながら、
開放から中心はシャープで、Zeissらしいコントラストの高い写りです。
道の駅内灘サンセットパーク
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
シャープでコントラストの高い写り。
これがツァイスらしさです。
直線の再現性が高く、建築・風景に強い
サンセットブリッジ 内灘
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
1980年当時の超広角レンズといえば直線が歪むものが多かったと思いますが、その当時からこのレンズは自然なパースペクティブで安定した写りを実現してくれました。
周辺減光はあり、逆に当時の味として好まれる
金沢市民芸術村
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
APS-Cサイズでもこれだけ周辺減光が見られますので、フルサイズであればもっと顕著になるはずです。
色乗りは自然で、青空の階調が美しい
ディズニーシーにて
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
色のりは濃い目で青空が美しく描写される。
● ② 歪曲(ディストーション)は少なめ
レトロフォーカス型の18mmとしては歪曲が比較的少なく、
建築撮影でも使いやすい部類です。
金沢市民芸術村
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
当時としてはかなり優秀な描写だと思われますね。
- 糸巻き・樽型のどちらも控えめ
- 現代広角よりは補正が弱いが、クラシックとしては優秀
金沢市民芸術村
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
収差がないとは言わないけど、現代でも通用する描写です。
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
現代のレンズはソフトウェアで収差を補正しているものが多いですから、素のままでこれなら優秀なんじゃないですか?
金沢駅
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
直線が直線のまま描写されます。
● ③ 周辺画質は絞ると改善
開放 F4 では周辺の甘さ・流れが目立ちますが…
- F8〜F11 で周辺解像がしっかり改善
- 風景撮影は F8 以上推奨
金沢駅
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
周辺の流れという意味では、APS-Cでは検証しきれません。
東京ディズニーシー
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
この辺りの写真はお天気も良いのでF11かF16あたりで撮影しているはずです。
安定感があってほとんどハズレのない写真が撮れました。
■ 弱点・注意点
● ① フレア・ゴーストが出やすい
コーティングは T* とはいえ1970–80年代のもの。
現代の広角と比較すると、強い逆光でフレアが出やすい傾向です。
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
あえてゴーストの出てる写真を探してきました。
● ③ デジタルでは周辺色かぶりが出ることも
特にソニーEマウントの初期機種では、
マゼンタ被りが出る場合があります。
近年の機種では改善されつつあります。
権現森
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
NEX-3はEマウントの最初期機種です。
マゼンタ被りは出てますね。
ただ、ビオゴンに比べれば可愛いのもです ^^;w
大野港
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
こちらは右側にマゼンタ被りが出ています。
■ 使用シーン
● ◎ 風景撮影
広大なスケール感を表現しやすく、
光が良い時は非常に立体感のある画になります。
東京ディズニーシー
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
立体感というか奥行きを感じれられる絵です。
● ◎ 建築・室内
歪曲が少ないため、建物のラインを美しく表現可。
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
ラインは元々少し歪んでるか??w
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
開放F4ながら安定感を感じる絵です。
何よりもトーンとコントラストが優秀だと思いますね。
金沢市民芸術村
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
こちらも室内の参考に一枚加えておきます。
● ○ スナップ
慣れればダイナミックな遠近感を活かした構図が可能。
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
広角レンズならではの構図です。
走ってくる子供を一瞬のフレーミングで捉えました。
AFだと一瞬のフォーカスの迷いが致命的になりますが、MFでパンフォーカスであれば瞬間を見逃しません!
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
パンフォーカスでのスナップは仕事が早い。
歩きながらのショットですね。
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
舞浜の野良猫たちをローアングルから狙ってみましたが、狙われてるのはこちらの方だった??w
その他作例
植物
花菖蒲
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
フローティングシステムで近接撮影が可能です。
この距離感の背景ボケはガサついていますね。
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
広角レンズらしい構図です。
紫陽花
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
この辺りのボケ味がビオゴンと異なる部分ですかね?
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
光が当たった時の切れ味はZeissという感じだな。
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
コントラストと切れ味、濃い色のり。
Zeissの描写です!
空の色
舞浜の空
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
十分に絞りを絞って、順光での青空は美しいグラデーションが得られますね。
クラシック超広角の魅力です。
夕焼け
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
色彩とトーンとコントラスト。
三拍子揃った空の色。
夕焼けハンターとしても優秀な玉だと思います。
曇天
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
トーンとコントラストの優秀さは、むしろ曇天の空の方が実証される感じですね。
トーンの階調が豊富なのに、コントラストが高い!
一見相反するように思われる要素を高次元で両立させている、それがCONTAX時代のCarl Zeissだと思います。
黄昏
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
さらに日が沈んでほぼ光が来ていない微かな光。
その中でもこれだけの表現ができるのは、レンズの透明感の高さだと思いますね。
透過光
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
絞り開放F4
開放でもハイライトでの破綻がないですね。
そのあたりは開放F4という設定がなせる技ですか?
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
F8
NEX-3 CONTAX Distagon 18mm F4
F16
今回の作例は全てAPS-Cでの検証です。
APS-Cでは超広角ではなく換算27mmなので、普通の広角レンズの画角です。
フルサイズで検証しなければ、この玉の本当の実力は計りかねます^^;
NIKON ZFあたりを入手したら再度検証して見たい玉ですね。


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